H18何度卒業のヤクルトスワローズ石山泰稚投手の記事です。

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秋田県は14日、プロ野球東京ヤクルトスワローズの石山泰稚投手(31)=金足農高―東北福祉大出―ヤマハ、秋田市出身=を県スポーツ大使に任命すると発表した。都内で16日に開かれる在京秋田県人新春交歓会で、佐竹敬久知事が任命証を手渡す。

県スポーツ大使は現在、同じくヤクルトの石川雅規投手(秋田市出身、2010年任命)と、格闘家の桜庭和志さん(潟上市昭和出身、19年任命)が活動しており、石山投手を加え3人体制となる。

県スポーツ振興課によると、大使は選手としての活躍により、県民に夢や勇気、活力を与えてもらおうと任命。県内のスポーツ振興や、秋田の魅力を県外へ伝える活動を依頼している。

石山投手はこれまで、イベントでの秋田のPRや、子ども向け野球教室への参加といった活動を通じて古里に貢献してきた。県はこうした実績を踏まえ、昨年のシーズン終了後に大使就任を打診。快諾を得て、県出身者らが多く集まる新春交歓会で任命証を渡すことにした。

同課の担当者は「大使を3人体制とすることで、スポーツで秋田を盛り上げていく活動をさらに進めていきたい」としている。

石山投手はプロ8年目を迎える。昨シーズンの成績は、34試合2勝2敗10セーブ。防御率は2・73。