1 大会の目的

マスターズ甲子園の精神に賛同する秋田県内の高校野球部OBが、もう一度あの夢に再挑戦すると共に、秋田県内における野球文化と生涯スポーツ文化の継承、世代間交流の活性化を行いながら、現役高校球児を含めたユース世代への応援メッセージを発信し活力と夢に満ちた、個人・社会・未来への創造と発展に寄与していくことを目指す。また、各高校OB会活動の促進と発展、さらには高校野球のOB選手間の相互の交流と親睦を目的とする。

2 出場チームに関すること

出場登録チームはマスターズ甲子園の精神に賛同し、原則、主催団体である全国高校野球OBクラブ連合会に加盟する秋田県内の高校野球部OB会のチームとする。 

3 選手登録に関する事

(1)登録資格は、同一高校野球部に在籍したOB・OGであることとする。
   ただし、母校の統廃合、名称変更等があった場合はこの限りではない。
(2)高校野球部の在籍期間は特に定めない。
(3)大学野球連盟、社会人野球連盟、独立リーグ機構、プロ野球連盟に選手録
する現役選手(男女)の登録は、甲子園予選時は認めない。
(4)各種軟式野球連盟の現役選手の登録および出場に制限は設けない。
(5)選手登録は高校を卒業した者で登録人数の上限は設けない。
ただし、以下の登録条件と出場条件は設ける。
①35歳以上の選手を11人以上登録とする。
②34歳以下の選手は、4回裏もしくは試合時間の半分である45分を
経過までの出場とする。
(6)指導者(部長、監督、コーチ)は、出身校外でも登録を認める。
(7)年齢は、当該年の4月1日時点の満年齢とする。

4 ベンチ入りに関する事

(1)ベンチ入り出来る者は原則ユニフォーム着用の者とする。
(2)女子マネージャー登録の者はユニフォーム着用の制限を設けないが、グラ
ウンド内に入る事が相応しい服装および履物とする。

5 試合中に関する事

(1)参加チームは協力し、速やかな試合進行を心掛ける。
(2)ラフプレーや危険を伴うプレーは絶対にしてはならない。

6 試合規則に関する事

(1)試合は9回戦で90分の時間制とし、軟式M球を使用する。
(2)試合時間80分経過で次のイニングを最終回とする。
(3)同点で終了した場合は延長戦を行わず、4回終了時の出場選手において
抽選を行う(じゃんけん)。
ただし、決勝戦のみタイブレークを行う。
(4)コールドゲームは適用しない。
(5)指名打者は各チームの任意とする。
(6)5回もしくは試合時間の半分を経過した次イニングから新たな選手登録
で再開し、打順は1番から開始とする。

7 投手に関すること

(1)投手は27歳以上とする。
(2)投手は2イニング以内の登板とする。
(3)投手は途中登板および途中降板でも1イニングとカウントする。
(4)その他、投手の規定に関しては公認野球規則に準ずる。

8 用具に関すること

(1)試合に使用できる用具はJSBB公認の野球用具とする。
(2)ユニフォームはチームで統一しなくとも可とする。
(3)甲子園予選年においては、出場選手は背番号の着用を義務づける。
(4)スパイクの規定(色、金具等)は設けない。
(5)打者はヘルメット(片耳、両耳でも可)を着用とする。
(6)捕手は、プロテクター等の捕手用具一式を着用とする。

9 甲子園出場に関すること

(1)甲子園出場権は、当該年の交流戦優勝校とする。
(2)出場権を得る高校は、全国高校野球OB連合会に加盟しているものとする
(3)出場権を得た高校は、単独出場か県選抜出場かの選択権を得ることがで
きる。

10 その他

(1)傷害保険等は各チームで対応すること。
(2)参加チームは、秋田県交流大会規則を充分に理解し出場すること。
(3)親睦、交流であることを基本とすること。
(4)大会に係る経費、試合時間、試合組合せは別途定める。
(5)大会に係る注意事項は、別途申し合わせ事項に定める。
(6)上記記載のない事項は、出場チーム間の協議とする。